メキシコのチアシード1

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(写真:アステカ時代の太陽の神殿(テオティワカン))

チア(Slavia hispanica L)は、シソ科に属する一年草で、
原産地は、メキシコ中西部からグアテマラ北部の山岳地帯です。

コロンブスがアメリカ大陸に到着した頃、この広大な領地に繁栄していたのは、
1千100万人もの人口をもつアステカ文明でした。

現在のメキシコの首都に当たる場所には、20万人もの人が住んでいた首都、
テノチティトランがありました。

アステカ文明は、紀元前1159年〜1520年まで繁栄していましたが、
エルナン・コルテス率いるスペイン人征服者により滅ぼされたのです。

スペイン人に征服される前の原住民社会においては、
チアは、トウモロコシ、ポロト(インゲンマメの一種)に続く主な作物の一つでした。

チアシードは、他の作物と混ぜて食品として用いられていました。
例えば、水と混ぜて飲み物にしたり、粉にひいて小麦粉に混ぜたり、薬の材料としたり、油を絞りだし、その油を顔や体に塗る塗料のベースとして使われることも。

また、征服した村からの年貢として受け取り、宗教儀式の奉納品として神々に捧げられることもありました。

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