チアシードの効果1

チアを家畜の飼料に加えると、家畜の肉に含まれる飽和脂肪酸の含有量を大幅に
(30.6%)減少させることができます。

魚や海草、または亜麻子を飼料として与えた時に比べると、非常に大きな効果があります。飽和脂肪酸に含まれるLDL(低密度リポたんぱく質=悪玉コレステロール)は、善玉コレステロールよりも強いため飽和脂肪酸の摂取量が増えると心臓病になる危険性があるので、チアの飽和脂肪酸の含有量を減らす効果には期待されています。

この点でも、他のオメガ3脂肪酸源よりもチアが優れていることには注目すべきです。

また、家畜の飼料にチアを加えることにより、オメガ3脂肪酸を多く含む卵や鶏肉、牛肉、ハム、ミルク、チーズなどを生産することができます。

チアは、たんぱく質、ミネラル、ビタミンBを豊富に含み、飼料として与えるのも簡単である上に、人にも動物にも安全な食品です。

チアの他に、αリノレン酸を多く含む作物としては亜麻があります。オメガ3脂肪酸を強化剤として亜麻子を使用しようと、様々な試みがされてきましたが、亜麻子には、ヒトや動物の健康に対し否定的な効果をもつ、非栄養的要素があることが分かっています。

食品に亜麻を安全に使用するには、亜麻子を解毒する必要があり、解毒を効果的に行うには、溶剤を使わなければならず、しかも、完全に解毒できないという問題があります。

亜麻は、コーティング、床にかぶせるシート、塗料、ニスなど主に工業製品に使用されています。

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チアシードの効果2

チアは、持続性があり、環境にやさしい作物といえます。

チアの葉に大量に含まれる油は、非常に強力な虫除け効果をもつため、殺虫剤を使用する必要がないのです。

チアを魚のエサのオメガ3脂肪酸強化剤として使用すると、魚の品質低下を防ぎ、魚や魚肉製品に蓄積されている恐れのあるダイオキシンや水銀などの中毒物の心配を除くことができます。チアを食品や飼料に使用する場合は、溶剤抽出や人工保存料を加える必要がありません。これも、海草などのその他オメガ3脂肪酸源よりも、チアが優れている点の一つです。

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チアペットとは

米国では、多孔性のクレイで作った人形とチアシードのセットが販売され、チアペットという名称で親しまれています。

人や動物の形クレイにチアシードを蒔いて、芽がでると、人形の髪の毛や、動物の毛のように見えるわけです。

近年、チアシードを食用として用いること、これが健康によいことが分かってきましたが、チアシードの方に親しんできた人々は、「え?これが、体にいいの?」という驚いているようです。

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チアシードの効果(飼料としてのチア)

チアエッグとは、チアを与えた雌鳥が生んだ卵のこと。

チアを飼料として与えた雌鳥の卵には、母乳と同等の比率で、αリノレン脂肪酸とDHAが含まれています。

飼料に大量のチアを混ぜると、αリノレン酸の延長と脱飽和を遅らせ、非常に不安定な脂肪酸であるDHAの含有量を維持することができます。そのため、雌鳥の飼料にオメガ3脂肪酸を過度に混ぜると、αリノレン脂肪酸として蓄えられる。さらに、チアに含まれるフォラボノールと桂皮の合成物により、DHAを大量に含む卵よりも、酸化に強く非常に安定した鶏卵を作り出すことができます。

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